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# Set a 300 million ADA Net Change Limit for Epochs 563–635

<figure><img src="/files/IygAInO5j0jXo8fhLprW" alt=""><figcaption></figcaption></figure>

### 1.📌 提案の概要

今回の提案は、2025年6月から始まるエポック563〜635の期間において、\
**最大300M ADAをトレジャリーから引き出せるようにする**という内容です。

これは「Set a 300 million ADA Net Change Limit for Epochs 563–635」と題されており、\
Net Change Limit（NCL）という仕組みに基づいて、期間内の**支出上限額**を定めるためのガバナンスアクションです。

この提案は、**あくまで支出可能な上限の設定**にとどまり、\
実際にどのプロジェクトに配分されるのか、どのように審査されるのかといった詳細は明らかになっていません。

***

### 2.❌ 私はこの提案に「NO」と投票しました

#### (1) 300M ADAという金額の妥当性に慎重さが必要

提案には財務シミュレーション資料（HisSim）が添付されており、\
現時点では300M ADAの予算枠が**財政的に可能である**ことが示されています。

ただしこれは、今の価格帯や収支バランスを前提としたものであり、\
将来的にADAの価格が**大きく上昇した場合には過剰支出**になり得ますし、\
**下落した場合には実質的な資金不足に陥る可能性**もあります。

こうした不確実性を考慮すると、金額の設定にはもう少し慎重な検討が必要だと感じました。

***

#### (2) 使途や審査の基準が明確でない

今回の提案は「支出可能な上限の設定」に留まっており、\
実際にどのようなプロジェクトに資金が使われるのか、\
その**優先順位や審査の方針**については触れられていません。

多様なプロジェクトが存在する中で、こうした基準が不明確なまま予算枠だけが設定されることには、\
やや不安を感じています。

***

#### (3) Catalystとの役割のすみ分けが不明

Cardanoには、すでに**Catalyst**という資金配分の仕組みがあります。\
提案・審査・投票が一体となったこの制度を通さずに、\
なぜ別枠でNCLを設定する必要があるのかが、今回の提案からは見えにくいと感じました。

Catalystで対応できない事情があるのであれば、その背景も合わせて説明していただけると、\
より多くの支持を得られるのではないかと思います。

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#### (4) 将来に備える視点も大切にしたい

Cardanoは今後、L2技術、分散型ID、グローバル導入など、\
**本格的な社会実装に向けた大きな開発フェーズ**を迎えます。

そうした場面で本当に必要な資金を確保しておくためにも、\
今は「使えるから使う」ではなく、**“備える”という判断**も必要なのではないでしょうか。

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### 3.🧭 結論：今だからこそ、慎重な判断を

今回の提案は、Cardanoエコシステムの継続的な成長を見据えた措置として、\
一定の意義はあると感じています。

一方で、**金額の妥当性、資金の配分基準、Catalystとの関係、そして将来への備え**といった点については、\
まだ議論の余地があるとも思います。

だからこそ私は、今回は**NOという判断**をしました。

今後も、Cardanoの発展にとって本当に意味のある資金活用が行われるよう、\
一つひとつの判断を丁寧に重ねていきたいと思います。

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💬 ご意見があれば、ぜひ [@airxada](https://x.com/airxada) までお気軽にお寄せください。\
Cardanoの未来を一緒に考えていけたら嬉しいです。
